未来は自分でつかむもの!

大腸がんになって、まず一番に気づいたのは、言い方がヘンというか、おかしな話ですが「自分ががんでよかった。」という事です。これが「嫁ががんで、俺が元気」だったら、、、、どうして良いかわからず、耐えられないかもしれません。

言い方は不謹慎ですが、「自分ががんで本当によかった。」と心の底から思いました。

と同時に、嫁の負担が少しでも軽くなるように、いくつかの対策は考えました。

これはがんになった直後から意識していたのですが、「大丈夫だ。」という言葉をできるだけ使うようにしています。本当は自分が一番言って欲しい言葉ですが、誰も言えないと思うので、自分から言うようにしました。

その結果、、、「あんたの大丈夫は、まったくあてにならん。」と、笑って言われるようになりました。(これって、良かったのか、良くなかったのか、どっちだろう?)

また、「5年、10年、元気で生き延びれば必ずチャンスは来る。」とか「このブログのおっちゃん、抗癌剤57回目 でもう4年もやっている。スゲーナ」とか、いろんな事例を紹介して、できるだけ未来への具体的な希望を持ってもらえるようにしています。

もちろん家計も大切で、生活が成り立つように仕事も取っていかねばなりません。自営業のがん患者のおっちゃんは大変なのです。

そして、ドクターから「何もしなければ余命半年、抗癌剤をやっても3年。生存率は1%から3%」と言われた気がして、オタオタしていた時に考えた事は、

結局は、未来は自分で作り、自分で努力してつかむものなんだ。

という事でした。

この余命宣言の話は、実際は聞き違いで、
・完治率が1%から3%。なので、これからの治療は余命のためのものである。
・生存率はわからないが、生存者の中央値が約3年だ。
という内容の話だったのです。

ただ、余命だと勘違いしてた時は、真剣に「治療なんて無駄なんじゃないか」と考えました。「生きているって事は、それだけでお金がかかる。それどうすんのよ?」と考えたのです。

嫁には「俺の死後、相続放棄すれば借金はそっちに行かないが、死亡保険金は入るからそれで何とかやってくれ」みたいな話をしたこともあります。

しかし、立場が逆なら、そんな話はとても耐えられるものでも、納得できるものでも無い事に気づきました。

この時、私に取りうる選択肢は「自力復活(自分で稼いで、自分で治すこと)へのチャレンジ」一択だけだとわかったのです。それ以外に道はありません。

多くの方が、まったく同じように思い、そう決めてがんばっておられると思います。

結局、いかなる状況下であったとしても、未来は自分で作り、自分で努力してつかむしかないのです。

がん対策だって同じです。特に我々のようなステージ4の場合、お医者さん任せだけじゃダメだと思いました。

おとなしく手術台に横たわり、がまんして抗癌剤を続けるだけでは、治ることはほぼありません。

もちろん、ドクターに言われた治療は全力で行うのは当然です。

私の場合、食生活の改善や、手の届くサプリメントにも手をだしました。しかし、それでも再発・転移を止める事はできませんでした。

まだまだ「何かが足りない」、さらなる「自力復活(自分で稼いで、自分で治すこと)へのチャレンジ」が必要だ、という事を意味します。

さらに、「自力復活(自分で稼いで、自分で治すこと)」のためには、「稼ぐ事」が必要不可欠になります。(自営業のおっさんは大変です。)

これも、「がん治療が落ち着いたら」とか、「一段落してから」とか言ってられない状況です。

我々のがんが、明日どう転ぶかは誰もわかりません。

なので、そんなことを言っていたら、人生すべてが後手後手に回ってしまう可能性も高いです。

もし、このままズルズルと人生が終わってしまったら、私は忌の際で自分自身に自らの手で「無能者」の烙印を押し、後悔の涙を流さざるを得ないと、(余命宣告されたと思った時に)本気で思いました。

さらに、いろいろがん患者さんのブログを見ていると、闘病の最中に勝手にやりたいことを始めた人に、まだ元気に生きている人が多い印象を持ちました。(あくまで個人的な印象です)

だったらやることは一つです。

未来は自分で作り、自分で努力してつかみに行く。

がん治療中なんて気にしない!

出来る時にできることをやる!

今、動けるなら、今からすぐやる!

動けなくても、考える事は辞めるな!

そう思えるようになってから、だいぶ気が楽になりました。

実際は、「へたれ」ー「ふっかつ」ー「しょぼくれ」ー「ふっかつ」を繰り返しています。

それでも、じっと立ち止まる事なく、少しずつでも動き出せた事が、自分的にはうれしいと感じています。

未来は自分で作り、自分で努力してつかみに行くもの

がんは自分で治すもの

生活費は自分で稼ぐもの

かりた恩義(医療費の社会保険負担分とか)は、必ず何かの形で返すもの

その為に、常に夢と希望と必生の信念をいだきつづけ、実践する事

それこそが「生きる道」につながると信じてがんばっちょります。